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Q&A

Q1.検査はしんどくないですか?

A1.消化器内視鏡学会専門医など経験豊富なスタッフが検査をさせていただきますのでご安心ください。また、当院では希望があれば鎮静剤を使用して検査をさせていただくなどなるべく苦痛のない状態で検査を行っています。

Q2.検査時間はどのくらいかかりますか?

A2.通常は、胃カメラで10~15分、大腸カメラで15~20分程度になります。 大腸カメラの場合、奥までカメラを挿入するのが難しい方もおられます。その場合、30分以上かかる場合もあります。

Q3.検査の時はどんな服装で行けばいい?

A3.検査中に汚れてしまう(胃カメラであれば唾液、大腸カメラであれば便汁など)ことがあるため、なるべく汚れても大丈夫な服装でお越し下さい。また、検査中に空気でお腹が張ってくるため締め付けの少ない服装が望ましいです。

 


大腸カメラの場合は上記のような検査用パンツに着替えて検査を受けてもらいます。

*検査用パンツは下着を脱いで穴が開いている方が後側になるように履いてください。

Q4.ピロリ菌の治療はできますか?

A4.検査時にピロリ菌感染が疑われた場合は、内視鏡下で組織を採取し感染の有無を調べさせていただきます。感染が判明したら除菌する薬を処方します。薬を飲んでいただいて、後日除菌できたかの検査(尿素呼気試験)を行います。除菌成功の判定がでれば治療は終了となります。

Q5.ピロリ菌が除菌できたらがんにはならないですか?

A5.除菌すればがんになる確率は下がりますがゼロではありません。ピロリ菌に感染した人は、除菌しても胃の粘膜が萎縮して炎症をおこしている(萎縮性胃炎)場合があるので、感染したことがない人よりもがんになる可能性は高いといわれています。がんになったとしても、早期発見できるように定期的に検査を受けることが重要です。

Q6.大腸検査でポリープが見つかったら?

A6.ポリープが内視鏡で切除可能なものであれば、後日入院して切除させていただきます。当院では、切除後の安全のために原則入院で切除を行っています。ポリープがあればすぐに切除してほしい方がおられましたら、入院での検査を勧めさせていただきますのでご相談ください。 ただ、サイズが大きく早期癌が疑われるようなポリープだと通常の切除方法では難しい場合もあり、その場合は後日ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)など別の方法で治療するということもあります。

Q7.ポリープを切除したらもう検査は受けなくていい?

A7.ポリープができやすい人、できにくい人がおられ、特にポリープが多数認められる人は切除してもまた別のところにできてしまうことも少なくありません。定期的に検査・治療を受けることが重要です。

Q8.ポリープは全て切除したほうがいい?

A8.基本的には腺腫と呼ばれるポリープと、過形成性ポリープと呼ばれるものが大半を占めています。腺腫と呼ばれるポリープは、放置しておくとがんになる可能性があるため切除対象となります。過形成性ポリープは、放置してもがんになることはないため経過観察となりますが、内視鏡で観察しても判別が難しい場合もあり、その場合は切除して組織検査を行い判別しています。

Q9.内視鏡検査はどのくらいの頻度で受けたらいい?

A9.「ピロリ菌に感染したことがある」「大腸ポリープを切除したことがある」「胃がんや大腸がんになったことがある」などの既往がある方には、1年に1回の検査を勧めさせていただいております。

Q10.検査・治療の費用はどのくらい?

A10.保険の割合や検査・治療の内容によって異なりますが、主な項目は以下の通りとなります。



項目 3割負担 2割負担 1割負担
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)
【外来】
約5000円 約4000円 約2000円
大腸内視鏡検査
【外来】
約7000円 約5000円 約2500円
内視鏡的ポリープ切除術(大腸)
【入院】(1泊2日の場合)
約39000円~45000円 約26000円~32000円 約14000円~16000円

 

  • 検査で組織の一部を採取して、病理検査やピロリ菌感染の有無を調べさせていただく場合は追加料金となります。
  • 内視鏡的ポリープ切除術は、ポリープの大きさによって料金が変わります。
  • 内視鏡的ポリープ切除術は、入院費も含みますが、術後経過により入院期間が延長すると料金が変動しますのでご了承ください。

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