マロリー・ワイス症候群
マロリー・ワイス症候群とは
マロリー・ワイス症候群とは、胃と食道の繋ぎ目(噴門部)の粘膜が裂けて出血してしまう病気を指します。
原因
嘔吐を繰り返すことで腹圧が上がり、食道下部から胃の入り口付近にかけて強い圧力がかかることが原因と言われています。特に飲酒後の頻回の嘔吐が原因となることが多いと言われています。その他にも乗り物酔いや妊娠中のつわりなども原因となることがあります。
症状
主な症状としては、嘔吐時の吐血や心窩部(みぞおち)の痛み、貧血などがあります。
診断・検査方法
- 内視鏡検査
治療
内視鏡で確認し自然止血されていれば保存的治療となりますが、活動性の出血が確認された場合は内視鏡にて止血処置を行います。