過敏性腸症候群(IBS)
過敏性腸症候群(IBS)とは
過敏性腸症候群(irritable bowel syndrome:IBS)とは、胃や大腸などの消化管に病気がないにもかかわらず、下痢や便秘、腹痛などの症状が続く状態のことを指します。
原因
主な原因としては、ストレスや不安などの心理的要因や自律神経の乱れが挙げられます。また、不規則な食生活や睡眠時間など生活習慣の乱れも要因の1つと言われています。
分類と症状
| 分類 | 症状 | 
| 下痢型 | ・慢性的な下痢症状  | 
	
| ・1日に何度もトイレに行く | |
| ・水様便がほとんど | |
| 便秘型 | 
		・慢性的な便秘 | 
| ・腹部膨満感が続く | |
| ・コロコロした便がほとんど | 
	|
| 混合型 | ・便秘と下痢を繰り返す | 
| ガス型 | ・おならが頻繁に出る | 
| ・腹部膨満感が続く | |
| 分類不能型 | ・上記に分類されない症状 | 
診断・検査方法
- 内視鏡検査
 - 超音波検査
 - CT検査
 
治療
生活習慣の改善やストレスの軽減、薬を用いた治療が基本となります。