炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)

チクバ外科病院での炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)患者さんの状況

現在、チクバ外科病院では、潰瘍性大腸炎:約280人、クローン病:約130人の患者さんが治療を受けておられます。


  全国 岡山県 チクバ外科
クローン病 40,885人 739人 約130人
潰瘍性大腸炎 170,781人 2,833人 約280人

特定疾患医療受給者証交付件数(H26年度末)


患者さんの数は、年々増加しています。



炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)チームについて

チクバ外科病院では、2012年4月に、炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎)の患者さんにとって、「質が高く安心して医療をうけられる専門病院をつくろう」という方針のもと、新たに炎症性腸疾患チームを立ち上げました。


目的

炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)の患者さんに、質が高く安心できる医療を提供する


炎症性腸疾患チーム

炎症性腸疾患チームのメンバーは、医師、薬剤師、看護師、管理栄養士、調理師、臨床工学技士、ソーシャルワーカー、事務職員で構成されています。


レミケード・GCAP治療室

 2013年7月、潰瘍性大腸炎・クローン病患者さんのための、レミケード・GCAP専用治療室

ができました。

治療室には、リクライニングチェア3台とベッド1台があり、同時に4人まで治療を行うことが

できます。



■レミケード治療とは?


炎症性腸疾患の患者さんでは腸管にたくさんのTNFαが集まって、炎症を引き起

こしていることがわかっています。


TNFαは炎症や免疫反応に関係しているサイトカインの一種で、

このTNFαの働きを抑えることを目的として開発された薬がレミケードです。


治療の間隔は初回投与を行って2週後、6週後に投与し、以降8週間隔で投与します。

点滴時間は症状と投与回数等で異なりますが概ね1~2時間です。


平成25年8月現在、49名の方が当院でレミケード治療を行っておられます。

(*当院ではヒュミラ注射液による治療も行っています。)




■GCAP治療とは?


GCAP治療とは、アダカラムというカラムで、

血液中の顆粒球・単球を吸着除去する治療法です。


クローン病・潰瘍性大腸炎どちらの患者さんにも行うことができます。


腕に2ヶ所針を刺して、専用の装置と回路で血液を抜いて、

カラムに通して体内に戻すという治療を行います。


1回の治療時間は1時間です。


当院のGCAP治療は、潰瘍性大腸炎の場合、週2回行い、

全10回まで行う場合が多いです。

クローン病の場合は、週1~2回行い、全5回もしくは全10回まで行います。


GCAP治療は薬ではないので、副作用がほとんどないのが特徴です。

クローン病の患者さんで、レミケードの効きが悪い方に、

GCAP治療を行う場合もあります。




料理講習会・講演会について

チクバ外科病院では、潰瘍性大腸炎・クローン病の方、またそのご家族の方のための

料理講習会・講演会を年に1~3回行っています。


過去(今後)の料理講習会・講演会

※料理講習会のメニューをクリックすると、レシピを見ることができます。

日付 講習会 講演内容・メニュー 参加人数
2012/11/11 第1回料理講習会 チキンかつ丼 7名
2013/5/19 第2回料理講習会 中華蒸しパン 9名
2013/9/8 第3回クローン病講演会  「クローン病と上手く付き合うために」
市川さん
14名
2014/2/16 第4回料理講習会 ヘルシー餃子
1名
2015/8/30 第5回炎症性腸疾患講演会  「炎症性腸疾患最近チョー増えています」
チクバ外科 内科部長 垂水研一医師
24名
2015/11/29 第6回料理講習会 旬の魚のヴァンブランソース
ミネストローネ・デザート
11名
2016/3/6 第7回炎症性腸疾患講演会 講演「私の出会ったIBD患者さん」
森田伸二氏(三雲社 CCJAPAN編集部)
23名
2016/9/4 第8回料理講習会 カレーパン
15名
2016/11/22 第9回炎症性腸疾患講演会 講演「ペンタサ®、アサコール® 基本、表・裏話」
チクバ外科 内科部長 垂水研一医師
23名
2017/3/5 第10回炎症性腸疾患講演会 講演「きっと乗り越えられると信じて」
畠山一洋氏
21名
2017/6/18 第11回料理講習会 チーズケーキ 16名


IBD×NSTコラボレター

当院のIBDチームとNST(栄養サポートチーム)の共同企画で

患者さんに役立つ情報をお届けします。


・エレンタールの飲み方人気ランキング(平成28年5月発行)

・栄養療法について(平成27年12月発行)